ダックスフンドのRちゃん（１２歳/体重３．２kg）だが、今年の８月から１１月３日なのに、下痢と血便が治らないと相談にこられた。病院の薬は飲ませようとしても、嫌がって吐いてしまうという。それでも、飲ませてきたが、首のところのリンパ腺も相変わらず腫れており、リンパ腫の検査をしているが、下痢も出血も止まらず、ただ時間がすぎているので、心配になって相談に来られた。漢方を３日分処方した。面白いもので、動物は心配ないとわかるのか、漢方薬は手のひらにのせると、ペロペロ喜んでなめるという。安全だと直感するのだろう。３日分の薬を１日１回ずつ飲むだけで、下痢も治り、普通便となった。もちろん出血も止まった。しかし、病院から検査中だからと止められていたリンパ腫の薬は止めていたという。リンパ腫でもリンパ腺の腫れでも大丈夫だから飲ませて構わないと説明し、飲ませるように話をした。リンパ腫については今後の経過となります。