漢方専科
PHARMACY HAGIWARA
メディカルエステ
Cuore HAGIWARA
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人間は十人十色と言われるように、同じ病気であってもひとり、
ひとり体質が違いますので、症状も違います。
養生・治療の方法も違います! 私どものお店ではご相談者の
ご病気、症状、体質にあわせて、お薬をお選びいたします。
予防と養生、上薬、中薬を中心に症状の改善はもちろん、
さらに健康レベルを高め元気で長生きの提案をさせていただきます。
生活習慣病を予防し、長く健康でいたい方、そしてずっと元気でいたい方、
または慢性病等でお悩みの方、是非ご相談ください。
世の中に「ニキビに効果があります」とか、「ニキビご相談下さい」と書かれているポスターをよく見かけます。漢方専門も標榜しています。ところが、そういう店に相談に行かれた方が治らなかったと言って私の所によく来られます。これはどうしてなのでしょう?
一つには漢方の基礎理論の習得が出来ていないために、しっかりと患者さんのニキビの漢方的原因追及がなされていないことによります。
部位では、おでこ・ほほ・エラ・口の周り・首・こめかみにだけ、繰り返しできたりする人がいます。根が深く、しこってつまめるようなニキビで切開してもらう人もいます。しかし当然切開すると跡がのこりやすいです。顔だけでなく頭にまでできる人もいます。色もさまざまです。赤・赤紫・薄い赤・色がない。全部意味があります。
生理の前になると、決まって大きくなったり、数が増える人。合わせてイライラしたり、甘いものがほしくなったり、過食になる人もいます。過食になってここで太ってしまう人もたくさんいます。この過食も実は治せるんですよ。
相談の来られたのは7月上旬、60代の女性である。今年の6月から頭・首・胸・腰に湿疹ができ、大学病院からステロイド軟膏が処方されたが、つけたところ悪化してしまった。湿疹は温まると痒くなり、ほんのりとした赤みのある丘疹で、ひどく痒いわけではない。半年ほど前に、ご主人が病気をし、その後、ねつきが悪くなり、全く寝た気がせず、夢ばかりみている。先に先に物事を考え、色々なことが気になり、心配でしょうがない。考えると動悸もするという。
湿疹は弱い実熱のもので、不安、動悸、不眠は心陰虚から起こっている。当然、両方を考慮して薬物を配合する必要がある。かゆみは2週間で治り、不安、動悸、不眠は2ヶ月で落ち着いた。
本人が言うには、色々気になっていたことに目を向けなくなったという。睡眠についても、今日は眠れるかしらなどと考えていたことすらしなくなったという。
考えないというのは、まだ意識している範疇で、忘れてしまっているようでなければ、治っているとはいえない。今の睡眠薬や睡眠導入剤は治しているのではなく、力で眠らせているから、いつまでも止められないのは当然であろう。
突然、遠方である患者さんから電話がかかってきた。病気が病気だけに、良いといわれることは積極的に取り入れており、乳酸菌○○や○田酵素などを服用している。食事は肉はとらずに、野菜中心にしているが、とにかく体力が落ち、息切れが激しく、疲れやすく、手足の冷えが強い。しかし、いたって前向きで、御自身の病気を暗く受け止めている様子は声のトーンからはみうけられない。好きなダンスも続けておられるが、息切れ、疲れがあるのでしんどいとおっしゃるが、むしろこれで続けていることを評価したい。
このようなガンの病気をする人や治療中の人が大きな過ちをすることがある。良かれと思ってしている食事が間違ったことをしてしまっているのだ。
私の言うとおり指示した薬を服用した患者に、一週間後電話したところ、体調もすこぶる良く、体力もついてきたとおっしゃっていた。
さらに、注意すべきことは、たいていのガンに良いと言われる健康食品で胃腸を傷めていることが結構あることである。
患者の体調も考えずに、高価な吸収されにくい健康食品を飲ませても、負担になっていれば、ガンを治すどころではなく、むしろ不健康にしてしまう恐れがある。
健康食品どころか不健康食品になってしまう(笑)。
不健康食品の投与は木をみて、大事な総合的な森を見ずの療法になってしまう。
特にこのような藁をもつかみたい病気や患者さんに、治療する側の人がどれだけ病気をわかっているのかが、一番問題かもしれない。
54歳のAさんは2年前から臭いがわかりづらくなってきていましたが、ついにここ2か月前から臭いが全くわからなくなってしまいました。以前にやはり臭いがわからないときにステロイドで回復したことはありましたが、今回は効果がありません。偶然私の所をみつけて相談に入ってこられました。病院の検査では脳には問題はなく、鼻の嗅覚神経の問題だということです。私も色々聞いてみましたが、全く臭いはわからない状態です。花が好きでガーデニングをしているそうですが、せめて少しでも臭いがもどればという願いです。
以前にも、全く臭いがわからない人、この方は農業高校の先生でしたが、色々ハムや果物、野菜を作るので、やはり臭いがわからないと困るということでした。大学病院で嗅覚神経が死んでいないか調べてもらった所大丈夫だと言うので、漢方薬でよくなってもらったことがありました。ただ1年かかりました。今回はもっと早く結果を出したいと思っていました。
Aさんにくわしく尋ねますと、鼻もつまり、白いタンも多いと言っており、鼻炎症状も伴っています。胃も弱く、手足に異常な冷えがあります。嗅覚障害は通常用いられる漢方薬では効果が出にくいので、私はこのような時には香薬を使用します。つまり、神経のすみずみまで薬を作用させるためで、物忘れや痴呆、脳障害などにも効果があるものです。
Aさんには、2週間分まず投与したところ、いくらかいいような、臭いが分かる時があるという、良い反応がみえました。そこで同じ薬をさらに、2週間投薬したところ、コーヒーの臭いや、花のかおり、漢方薬の臭いもというように、次第にわかる臭いの種類が増えだしたのです。今は2カ月弱ですが、臭いはほとんどのものがわかるようになり、本当に偶然立ち寄って良かったと喜んでおられます。
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