今年も花粉症の時期になりました。実は早い人は1月上旬にすでに始まっています。「エッ、そうなの」と思う人もいるでしょう。もちろん一般的には、春一番の暖かい風が吹く頃が一番発症する人が多くみられます。ところが、病院でアレルギー性鼻炎と診断された方も、よくみるとタイプがいろいろあります。花粉の多さだけでなく、さらに気温や湿度がからむのです。寒い時になる人、温かいと出てくる人、雨の日にいい人もいるし(花粉が雨で落ちるので)、反対に雨の日に悪いという人もいるのです。雨の日に悪い人は、お風呂も良くないというのです。また、処方されたり、市販の鼻炎の薬を飲むと、鼻やのどがカラカラに乾いて痛みまで出てダメという人もいます。タイプがおのおの異なります。
漢方薬はそういうことを判別して選ぶのです。判断ができなければ、飲まないほうがまだましです。中国のことわざに、「へたな治療をする位なら、何もしない方が中程度の医者にかかったことと同じだ。」というのがあります。また、漢方薬はききめに時間がかかると思っている方がおられますが、そんなことはありません。私は、3日で状態の変化をみます。家族なら1回の服用で様子をみます。2ヶ月や3ヶ月飲まなければわからないようなら、花粉症の時期はとうに過ぎてしまいます。ついでに、漢方薬に自信のある医師は、漢方しか投薬しません。新薬と併用で漢方薬を投薬されて服用しても、本来の漢方の効果は新薬が効いていれば判断することはむずかしいことです。漢方は、漢方薬だけをだせるかどうかが、その先生の漢方力の判断基準なのです。
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